診療技術部だより 第3号 『簡易PSG検査のご紹介』
2013年10月10日
今回、当院の新しい検査をご紹介致します。
それは、 『 簡易PSG検査 』です。
睡眠時無呼吸症候群という言葉を聞いたことはありませんか?。
「主人のいびきが、ピタットやんだと思ったら、しばらく息をしてない」とか、無呼吸又は低呼吸があるのかもしれません。睡眠中10秒以上換気が停止することを無呼吸、睡眠中10秒以上換気が50%以下に低下することを低呼吸といいます。その数によって病的か、そうでないかを調べる検査がPSG検査です。簡易PSG検査は患者さんに機器を持って帰ってもらい、ご自分又は家族の方に装着して頂く検査です。機器の装着方法は貸出しする日に検査科で説明します。検査時間は睡眠時から起床までの間、機器を装着し、それを2回(2泊)して返却して頂きます。
睡眠時無呼吸症候群の問題は、過度の眠気による社会生活の問題と心循環系に多彩な影響を及ぼすことの2点です。治療には生活習慣の改善、持続的陽圧呼吸(CPAP)療法、口腔内装置(OA)があります。検査等については主治医にご相談ください。