礼拝堂だより

チヤプレンの「思いつくままに」 第166回

「イエスは、御自分を信じたユダヤ人たちに言われた。『わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。』」(ヨハネによる福音書 8章31節)

国立国会図書館に次の言葉が掲げられています。

「真理がわれらを自由にする」

この言葉は国立国会図書法の起草に参画した羽仁五郎という国会議員の提案だと言われます。

羽仁さんはドイツに留学した時、大学に掲げられた銘文を見て感銘を受けたそうです。その言葉が「真理はあなたたちを自由にする。」という今回の聖書の言葉でした。

図書館とは「知識の泉」の譬えとも言えるでしょう。私たちの知識や知恵を豊かにすることが私たちを囚われから解き放つという願いからでしょう。学問の進歩によって不治の病いと言われる病気に治療法が見つけだされたこともありました。「人間とは何か」との問いに多くの先達が「言葉」を残しています。私たちは自ら「学ぶ」ことを通して「自由」を得ることを追求するものかもしれません。

でも、改めてイエス様の言葉をみた時、その違いに気づきます。

イエス様が言おうとされているのは「真理」を「与える」方がおられるということです。与えられた「真理」によって私たちは「自由」になるのだ、と。

私たちの知識や知恵には限界があります。私たちの知識や知恵は今、コンピューターに集約され人間以上のスピードで問題に答えを見出すことができる時代になりました。でもそれは人間の経験の集約でしかありません。「ヒットラーは間違っていませんでした」とコンピューターが導いた、ということがあったと知りました。その経緯に人間の情や「思い」は活かされているとは思いません。

人生を歩む中、誰もが喜びばかりだけではなく悲しみや失敗、後悔があるでしょう。でもその経験を言葉として語る時、その重みは伝わります。

私たちの築いている歴史は意味あるものです。なお、私たちが生死を超えて「いのち与えられるもの」であることに出会う時、永遠を思い、活かされている喜びを知ると信じます。死を超えて永遠の命、生きる者であると示された神さまの呼びかけのうちを生きること、ここに「自由」があるのだ、と。

8月26日発行 「サナニュース」より

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