礼拝堂だより

チヤプレンの「思いつくままに」第167回

「門番は羊飼いには門を開き、羊はその声を聞き分ける。羊飼いは自分の羊の名を呼んで連れ出す。自分の羊をすべて連れだすと、先頭に立って行く。羊はその声を知っているので、ついて行く。」(ヨハネによる福音書 10章3-4節)

私は「牧師」と呼ばれます。また「神父」と呼んでくれる方がいます。同じ神さまの事を伝えるための働きと思いますので私はどのように呼ばれてもいいと思っています。またチャプレン、と呼ばれますがこれも同じです。教会の外での働きをチャプレンと呼んでいると理解頂ければ嬉しいです。

聖書ではイエス様自身を「羊飼い」に譬えて人々に語る場面があります。「牧師」という言葉の背景には「羊飼いのような働き」という意味が含まれています。

イエス様の誕生物語にも登場する羊飼いや羊たち。かわいい場面を想像しますが動物を飼う仕事とは休む間もない重労働です。食べること、寝ること、排泄することに関わることは時に顔を背けたいような現実があります。「羊飼い」を間近で見ていた人々にすればイエス様の譬えは単に可愛さや優しさだけでなく現実の厳しさも思い描いたかもしれません。

イエス様は譬えの中で「羊飼いは自分の羊の名を呼んで連れ出す」と言われました。「顔」や「名前」とは人間で言えば「全人格」を表していると言っていいでしょう。名前とは他人と区別するためにあるのではなく一人の大切な存在であることを表すためにあるのです。

羊飼いは羊一匹ずつの名前を呼んで連れ出す、すべての名前を覚え見分けるとは大変なことです。そして呼ばれた羊はその声を知って安心してついていけること、この信頼関係に至るにも羊飼いの愛情がなければ築けないでしょう。

イエス様は羊飼いの譬えを通して御自分の地上での働きを親が子供を呼び寄せるように、そして呼びかけに安心して応える子供のように譬えました。羊飼いが羊を養うように私たちは神さまの愛によって育まれるもの。羊である私たちは親の愛を受け、安心してついていけること、そして先頭の羊飼いがゆくべき道を示して下さると。

そしてイエス様は「呼びかけに応える子」だけを迎え入れるだけでなく、すべての羊をも迎えたいとも言われます。その働きかけは今、この時も続いているのです。

9月2日発行 「サナニュース」より

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