病院からのお知らせ

薬局だより 第7号 ~ごあいさつ~

薬剤師は調剤室で調剤だけをするというのは遠い昔の話です。当院では外来診療で院外処方箋率100%として以降,入院患者への薬学的管理に力を入れてきました。現在では,院内感染防止対策,NST(栄養サポートチーム),緩和医療など多くの業務を行っております。また,医薬品を管理する責任を持つ薬剤師として,薬物療法を安全かつ効率的に進めるべく医薬品情報の収集や発信に努めております。薬剤師として専門知識を得るべく学会,地域の研修会にも積極的に参加しております。

 

もう少し詳しく業務内容についてお話したいと思います。2018年3月現在当院には6名の薬剤師が在籍しております(常勤4名,非常勤2名)。2018年4月からは新人薬剤師1名と事務補助員1名を迎える予定です。また,隣接する老健センターにも薬剤師が1名在籍しており,病院と隣接する強みを生かし,連携して一体的な薬物治療を行っております。

 

病棟活動を始めた当初は急性期疾患の患者さんの割合が多く,持参薬管理や服薬指導を中心に行ってきましたが,療養病床,回復期リハビリ病床などの慢性期疾患の患者さんの割合が多くなるにつれ,薬物治療全体をフォローするような業務にシフトしてきました。具体的には患者さんの既往歴,認知機能,嚥下機能,視力,張力,栄養状態,家族の協力体制などを総合的に判断して薬学的管理を行うようになりました。また,薬剤師がその役割を担うべきポリファーマシー問題(多剤併用)については特に力を入れて取り組んでいます。

 

チーム医療と薬剤師の病棟での活動の重要にいち早く気づき,そこに緩和医療,栄養,感染対策などの専門性を加えて活動してきたことが私たちの強みです。一方で当院には大病院にあるような大掛かりな設備はなく,無菌調整やがん治療には疎い面があります。限られた資源の中でも効率的に調剤を行い,DI(医薬品情報)業務もITを活用して積極的に行っています。

 

最近の取り組みとしてプロトコルに基づく薬物治療管理(PBPM)があります。これは医師と薬剤師が事前に作成合意した内容に基づき,薬剤師が薬学的知識・技能の活用により医師と協働して薬物治療を遂行することと定義されています。当院では2016年から処方指示や一部薬剤の変更を薬剤師が担い,処方設計や処方提案を行うことにより質の高い薬物治療を提供しております。これは医師の業務負担軽減にもつながっています。

 

そしてこれから在宅医療に取り組もうとしています。当院では2017年に在宅診療部が発足し,在宅医療を行うことにより地域医療に貢献することを目標に掲げております。薬剤師は薬物治療の専門家として,医師,訪問看護師,地域の薬局などと連携しながら地域医療に貢献したいと考えています。また,そうした活動を学会発表につなげていきたいと考えています。

 

最後に未来の薬剤師の皆さんに向けてお話したいと思います。当院は間違いなく地域医療,高齢者医療の最前線にあります。立派な設備はないかもしれませんが,少人数であっても皆が地域医療に貢献しようと日々業務に取り組んでいます。薬学実習では現場に教材がたくさんありますので,調剤や座学ばかりでなくバランスよく業務を学んでもらえるように工夫していきたいと思います。興味があれば是非お越しください。

 

所属学会

日本病院薬剤師会,日本静脈経腸栄養学会,日本老年薬学会など

 

資格等

日本病院薬剤師会認定薬剤師 3名

NST専門療法士  1名

 

実習生最終受入実績  2015年2名(立命館大学)

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