消化器科は五月女(火曜日、土曜日外来)、荒木(水曜日外来)、および主に滋賀医科大学消化器内科からの非常勤医師による上部・下部内視鏡検査を実施しております。消化器疾患一般を対象としておりますが、逆流性食道炎・胃食道逆流症、胃十二指腸潰瘍、慢性肝疾患、胆道疾患、膵疾患、結腸疾患に対して良性・悪性を問わず診療可能です。なんでもご相談ください。
難治性逆流性食道炎に睡眠時無呼吸症候群SASが関与していることもあり、無呼吸が検査で確認された場合には、呼吸器科北野医師のSAS外来と併診し治療に当たります。
上部・下部消化管出血性疾患には止血術、胃・大腸ポリープに関しては粘膜切除術EMRを施行しております。おおむね一泊入院での処置が可能です。悪性腫瘍に対する粘膜下層剥離術ESDについては連携病院をご紹介いたします。悪性腫瘍の患者様は年々増加しており、病気の早期発見が開腹手術を回避し、内視鏡的治療を可能とします。これには患者様のご理解とご協力が必要ですのでよろしくお願いいたします。
また、経口摂取困難な長期療養の患者様に対しては適応を厳選したうえで、内視鏡的胃瘻造設術PEGを施行しております。内視鏡での造設が困難な場合には当院外科で開腹胃婁造設を行っております。
高齢化とともに消化器症状を訴えられる患者様は増加し、他科との併診が必要な症例も多くなっております。当院としては診療所ではできない専門的医療を提供いたしますので、いつでもご相談下さい。癌末期の患者様につきましては入院診療のみならず、在宅訪問診療も行っておりますので、ご相談下さい。