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回復期リハビリテーション病棟

できる限り早期に自分らしい生活が送れるように、在宅・社会復帰を支援します。

病棟概要

回復期リハビリテーション病棟は、主に脳血管疾患または脊髄損傷、大腿骨頚部骨折などの患者さんに対してADL能力の向上による、社会復帰、在宅復帰を目指し、早期かつ集中的なリハビリを提供することによって、寝たきり防止と日常生活動作の回復等を図ることを目的とする病棟です。

病棟 回復期リハビリテーション病棟
病床数 60床 (4人部屋:14室 有料個室:4室)
入院対象 主として脳卒中や脊髄損傷、外科手術や肺炎治療後の廃用性症候群の方や、骨盤や股関節、膝関節の神経・筋・靱帯損傷等の方が対象となります。
入院目的 在宅復帰支援とリハビリテーションが入院目的となります。
入院期間

脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷など150日

高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、多発外傷患者180日

大腿骨、股関節、膝関節などの骨折、手術後の患者90日

外科手術又は肺炎などの治療により廃用性症候群を有しており、手術後または発症後の患者90日

大腿骨、骨盤、脊髄、股関節または膝関節の神経、筋またはじん帯損傷後60日

関節または膝関節の置換術後の状態90日

リハビリテーション施設基準
  • 脳血管疾患リハビリテーションⅠ
  • 運動器疾患リハビリテーションⅠ
  • 呼吸器疾患リハビリテーションⅠ
  • 廃用症候群リハビリテーションⅠ
  • がん患者リハビリテーション
面会時間 13:00~20:30

理念/医療・サポート体制

病棟理念

  1. 回復期リハビリ病棟は持てる力を充分発揮し、出来る限り早期に自分らしい生活が送れるように社会、在宅復帰を支援します。
  2. 各職種の専門性を活かし、患者さんの目標に到達出来るよう常に連携を密にとり、一貫性のある援助を行います。
  3. 個別性を重視し、必要な時に必要な援助を行います。

基本方針

回復期リハビリテーション病棟では、生活の自立を目指し、リハビリに取り組みながら安心して入院生活がおくれるよう、明るい雰囲気で患者さんを迎え、日々の生活を支援します。

基本方針

個別性を重視し、じっくりと、ゆとりのあるサービスの提供

  • セラピストが一日に担当させて頂く患者さんの人数を最大8名とします。
  • 365日のリハビリテーションを実施します。
  • 患者さんの生活環境や習慣を大切に致します。

地域・生活へつなげるリハビリテーションの提供

  • 一日の始まりである“朝”から病床でのリハビリを施行します。
  • 多職種で構成されたチームにて定例カンファレンスを実施します。
  • 入院時より患者さんの能力に応じた福祉用具を選定し貸与します。

退院後の安定した療養生活の提供

  • 充実した在宅サービス部門(訪問看護、訪問介護、居宅介護支援事業所)、訪問リハビリテーション等が退院後の生活を支援します。
  • 併設の老健センターとも連携します。
  • 外来リハビリ、メディカルフィットネスにてリハビリの継続が可能です。

患者さんの“声”を大切にします

  • 皆様からのご要望やご意見を真摯に受け入れ、発展的に変化し、地域貢献に努めます。

リハビリテーションについて

患者さんの状況に応じて、医師が判断しリハビリへ指示します。
リハビリ担当者が、病状に応じてできる限り自分の身体機能を使って生活を行い、機能を維持していただけるよう一緒に考えてお手伝いしていきます。
ご家族の方々のリハビリ見学も可能で、来られる時間に調整することもできますので、事前にご相談ください。
リハビリは365日、毎日実施しております。

入院環境・設備

フロアマップ
病棟フロアマップ

お部屋のご案内

多床室

病室は、4人部屋が標準です。 ベッド、オーバーテーブル、床頭台(テレビ(有料)、冷蔵庫(有料)、鍵付き引き出しを装備)、などを備え付けております。

有料個室

回復期リハビリテーション病棟 個室

室料差額 6,600円(税込み)/日
部屋数 4室
設備

机、椅子、ベッドライト、テレビ、キャビネット、洗面台、トイレ、冷蔵庫

病棟での生活、入・退院

一日のスケジュール

患者さんの状況に応じて、スタッフが患者さんの日課・リハビリテーションを計画します

6:00

起床・洗面・更衣

7:30

朝食

9:30

  • リハビリスケジュール表の配布
  • シーツ交換(月曜日の週1回)
  • 検温・リハビリ(月~日曜日)
  • 入浴(週2回)

11:45

昼食

13:00

リハビリ・入浴

14:30

  • レクリエーション
  • 遊びリテーション
  • ティーサービス(水・土)

17:30

夕食(夕食前に食堂にて口腔体操を行っています。)

19:00

洗面・更衣

20:30

面会時間終了

21:00

消灯・就寝

入院から退院準備・退院までの流れ

  • 介護保険の必要性があるときは、早めに介護認定調査の申し込みをお願いします。
  • 状況に応じて予定が異なることがあります。心配事がありましたらいつでもご相談ください。各担当が対応させていただきます。

入院時

担当スタッフが患者さん、ご家族から入院前の様子をお聞きします。
また、入院中の現状報告、治療内容を説明し、患者さんやご家族の希望、退院にむけての今後の方向性を確認していきます。
患者さんは入院当日よりリハビリが開始になります。

病院での書類説明

病院での書類を職員から説明させていただきます。
日程に関しては病院から説明させていただきます。目安は入院後2週間以内です。 入院当日確認させていただきますので、都合のいい日程を職員にお伝えください。

ご自宅環境確認

ご自宅環境の確認をさせていただきます。
自宅の状況と自宅首位の状況をお写真を撮ってきていただいたり、高さを測ってきていただくことや、病院からの自宅訪問もさせていただくこともあります。
(担当スタッフより説明させていただきます。)病棟より必要時別紙渡す予定です。 なお、自宅は事前に改修しないでください。必ずご相談ください。

お話し合い(入院から1か月後)

患者さん、ご家族に入院からの経過を報告させていただきリハビリ目標の確認と退院に向けての話し合い、今後の準備を進めていきます。
患者さんの状況やご家族の都合に合わせて、必要時に在宅への退院に向けて試験外出・外泊を行い、退院後問題なく生活できるかを確認しています。

お話し合い(必要時)

上記のお話し合いを必要に応じて調整することもありますのでご協力ください。

退院前のお話し合い・退院

介護認定をお持ちの患者さんは、担当のケアマネージャー、サービス担当も参加します。
退院後のサービス内容や注意事項、退院日の確認などについて話し合います。
ご退院後、安心して生活をスタートできるよう、患者さん、ご家族、ケアマネージャー、サービス事業所と交えて検討させていただきます。